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江蘇省
2002年の江蘇省経済
2002年の経済発展は新たな段階に入り、GDPは10636.3億ドルに達し11.6%増となった。このうち、第一次産業は1122.5億元(3.5%増)、第二産業は5546.6億元(13.8%増)、第三次産業は3967.2億元(11%増)で、産業別構成で見ると、11.4%、51.6%、37%となっている。
固定資産投資が増えつづけており、3849.2億元で同期比16.5%増となった。大きく増加したのはインフラと不動産、これに設備更新が続く。
消費も好調で、社会消費財小売総額は12.1%増の3215.8億元に達した。住宅、自動車、観光、通信などの比重が増えている。
対外貿易の発展も目覚しく、年間輸出入総額は36.9%増の703億ドルで全国第三位になった。このうち輸出は33.3%増の384.8億ドル、輸入は41.6%増の318.2億ドルとなった。
海外直接投資について、プロジェクト認可件数は5801件、契約金額が196.7億ドル、実際利用額が108.3億ドル。第三次産業への投資が増えた。
資源
耕地面積が比較的広く労働力も豊富。砂浜が526万畝、河や湖の淡水養殖面積が600万畝に達している。徐州の近くに大型石炭炭鉱があるほか、建築材料に使用できる鉱産物が多い。カオリンは品質が高く、埋蔵量は全国第2位。
工業
江蘇省の工業総生産額は全国の約12.9%を占め、基幹産業は、電子・機械、石油・化工、紡織、食品、軽工業、建材工業。このうちの51.1%が軽工業で、紡織、食品工業は同省の伝統産業である。製紙、プラスチック、皮革製品等も比較的発達している。
電子・機械の生産額は全体の13%を占める、全国トップである。また、動力機械、通信設備、自動車、家電などの生産も進んでいる。このほか、化学工業において、化学肥料、石油化学工業、ファイン・ケミカルなど、原材料において鉄鉱やセメント、エネルギー工業も発展してきた。
農業
江蘇省の農業は中国で重要な位置を有する。農業、林業、牧畜業、漁業についてその生産額は全体の7.5%を占め、山東省に次ぐ第3位であるが、米、小麦、綿花、油菜種、蚕、豚肉、家禽肉、淡水魚などの生産量がいずれも全国でも上位水準にある。江蘇省の南部にお茶の産地が多数ある。果物は黄河故道の梨、無錫の桃、太湖洞庭山の山桃、ビワ等が有名。
特産品
江蘇省は「魚と米の故郷」として知られている。有名な特産品は、太湖の白魚、鎮江近くのヒラコノシロ、太刀魚、陽澄湖の大閘蟹(上海蟹)、連雲港の車エビなどがある。
果物は無錫の水蜜桃、白沙のビワ、東山の山桃も有名。
特産品としての食品は、如皋のハム、太倉の肉の田麩、興化のピータン、南京の板鴨、揚州の漬物、鎮江の香酢等が有名。中国八大料理の一つである蘇州料理も江蘇省の名物。
その他
欧米系企業(認可件数) :18060
日系企業(認可件数) :538 *(*出典 三菱総合研究所編『中国進出企業一覧』2001−2002年版)
主要欧米系企業 :モトローラ、P&G、フィリップス、シーメンス、ナビスコ、ノキア、アルカテル、デュポンなど
主要日系企業 :セイコーエプソン、富士写真フィルム、日本板硝子、村田製作所、クボタ、富士通、日立、キッコーマン、伊藤忠商事、レナウン、オンワード、シルキー、シャープ、ソニー、川崎重工など
中国系企業 :台湾PC大手エイサー
特徴:日系企業が多数進出。有力開発区があり、繊維・紡績関連投資も多い。

>> [江蘇社会経済指標]

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(東京弁護士会所属)